なぜC-Persがマネジメントゲーム(MG)を開催するのか

なんでだろう

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photo credit: Marco Bellucci via photopin cc

自分でも思うんですが、なんで会計の専門家でも無い私がむきになってMG研修を主催するのか。自分でも不思議です。

多分。私の会社倒産、ネットショップ閉店という実体験が強力なモチベーションを生み出して、開催し続けているのかもしれないです。

私の経歴

もともと私は家業をついで実家の建材販売卸をしている会社に入社しました。社員は15人前後でした。当時の社長は3代目で、そこに私も入って一緒に仕事をしていました。

2008年頃、当時珍しかった大型の建材製品のネットショップを開始して、売上はうなぎのぼり。
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調子乗り期

ネット販売の売上が社内の売上のかなりの部分を占めてきて、業界紙には「これからはネットの時代!」みたいに取り上げられ、地元新聞などにもインタビューを受けたり、楽天市場の店舗向け冊子「楽天ドリーム」に大きく掲載されたりなど、なんか自分がすごい人になったみたいな勘違いを徐々にしていきました。
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しかし、そんな調子にのっている私でしたが特に待遇が良くなるわけでもなく(笑)
経営陣と話をしても、どうも良くない。むしろ苦しい。という感じ・・・
そんな中、ネット販売での実績によってか、私が会社の役員になることになりました。
取締役常務。同族会社でしたので株もわけてもらいました。2010年のことです。

改善の日々

その後、取締役として色々な改善を行っていくことになります。
色々やる中、日頃からネットショップ運営に関しての楽天大学などの勉強会は参加していました。
ほとんど独学、自己流でやっていた私は、「まぁいまさらネットショップのセミナーに出るまでもないだろう」と天狗になっていましたが、地元で「ネットショップセミナー」が行われることを知った時、「地元にはどんなショップの人がいるんだろう?」ぐらいの気持ちで参加しました・・そこでMG・MQ会計と最初の出会いをするのです。

MG・MQ会計との出会い

利益が見える戦略MQ会計

色々なインパクトをいただいたのですがやはり一番のことが

採算がとれるとはどういうことか?

固定費 < 粗利 の状態であること
という、ことでした。

当たり前のことなのかもしれません。でも、私にとっては頭をぶんなぐられたような衝撃でした。
いままで、「どうやったら会社は良くなるんだろう」「どういう状態になれば儲かったとなるんだろう。」「売上1000万達成、2000万も達成した。しかし、これでも良くない、そしたら次は3000万を目指せばいいんだろうか」とモヤモヤしていたことがすべてクリアになりました。

売上って?粗利って?

幼少時から、実家が住居兼会社の事務所だったので、毎日夕方になるとその日に売れた売上伝票が事務所に持ってこられます。
それを親がパラパラと見て、「どんな商品が売れているか売上を見ているんだ」と言ってるのをみて私は「でも、売上って言っても商品を買ってそれを売ってるわけだから、ほんとにいくら儲かってるかってわからんわな」などと思うような子供でした。売上じゃなくて利益が大事、というのは元々ずっと思っていたことです。

・・なんですが、ずーっとそれが具体的にわからないまま来てしまいMG・MQ会計に出会って初めてそこの霧が晴れたのです。

その時に教えていただいた「利益が見える戦略MQ会計」を購入し、マネジメントゲームにも申込をしました。
わからないなりに、決算書から固定費を算出して、粗利総額を計算しました。
幸いなことに粗利総額は弥生販売を使用していて、仕入れをしっかり入力するようにしていましたのですぐ出すことができたのです。

衝撃の数字

そして、出た結果は毎月数百万の赤字になっている計算でした。

え??
この計算だと実に毎月数百万のお金が足りないことになります。
この数字があっていたのか、実は今でも確信が無いのですが・・・
が、経営者は年間通じて多額のお金を手元から出していたというようなことも聞いていましたのでおおよそあっていたのでしょう。

「どうやってこの会社続いているのか?」

と、思いました。早速、経営陣に話をしたのですが、「この見方は厳しすぎる」という反応でした。
当時私は、現金残高、内部留保、借入金や銀行との関係などにはタッチしておらず、「うーん。そんなもんなのかなぁ」で終わってしまったのです。

しかし、MGとMQ会計の勉強は続けて、日次決算MQグラフも社内で共有して、なんとか良くしていこうと努力を続けました。
しかし頭の中にはつねに「稼いでいる粗利以上に、経費がかかっている」ということが重く頭にのしかかっていました。
最終的には、

粗利総額を落とさず、固定費を下げることができてトントンに近い感じになりました。

会社の倒産

粗利を下げずに、固定費を下げることには成功しました。MG、MQ会計を導入することにより確かに改善はできたのです。
が、膨れ上がる借入金のため、2012年2月28日 会社は自己破産して倒産しました。

ここでどうすべきだったかというのは、いまだに後悔します。

キャッシュ枯渇、銀行からの援助が切れる前に強引にでも

固定費 < 粗利

の状態にすべきだったのではと。

当時の会社は二つの販売形態がありました。
ひとつは経費が多くかかり、採算が合わない状態でした。
「ネット販売」だけに絞り込めば 固定費 < 粗利 の状態にすることはできたのかもしれません。

しかし、それをするためには会社の仕組みを抜本的に変更するという非常につらい決断が必要でした。

そして、その決断が私にはできなかったのです。

現状維持、問題の先送り、責任回避

最近、似たような商材を扱っておられて今では、日本でトップクラスの売上を上げておられるネットショップ店長さんのお話を聞く機会がありました。
ネット販売を始めた当初は同じように赤字続き、しかしその方は「1年この状態が続いたら会社をたたむ」と意思決定されて、実際に1年後、リストラを行い、その後再構築、見事再浮上を果たされました。

また、ある経営者の方は、給料が払えず、社員に土下座をされました。耳から血を流されるほど苦しまれました。

共通しているのは、目の前の問題から逃げず、先送りせず苦しみを真正面から受け入れられたということです。

これはMGが云々とかいう問題ではなく、そもそもの人間としての資質です。その段階に私が至っていなかった。
自分のステージを上げてその域に達するのが今の目標の一つでもあります。

なぜマネジメントゲーム

マネジメントゲーム(MG)ゲーム盤

MQ会計により、改善もできる、データもスッキリ見える、しかしそれを生かせるかどうかは、その人次第です。

自分の経営判断、センスには自信がありませんし、そんなことを自分が教えれるとはまったく思っておりません。
しかし、繰り返しMGをしていただくことで自分で考えるための下地は作っていただけるのです。
そのためのお力になりたいと思い、MG体験を開催しているんだと自分では思っています。

富山マネジメントゲーム体験研修 は随時開催しております。

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